崩壊世紀大百科:砂虫

崩壊世紀JOXER
03 /23 2014
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(※画像は小片に分割され串に刺されて焼かれたもの)
 =砂虫焼き→「砂虫料理」の項を参照のこと。

すなむし【砂虫・砂蟲】

1)砂の海(ドライアクア)に生息する多種多様な下位生物の総称。

 主に環形動物・棘皮動物・刺胞動物などが、「大崩壊」の際に
 変異して発生したとされているが、定かではない。
 起源となる生物によって形状や行動特性が変わる。


2)過酷な環境である砂の海(ドライアクア)を動物のように生きる人間。
  旧大陸住居者の一部(差別主義者)が使う侮蔑語。

※砂虫料理については、下記へ※


------「砂虫料理」:食材としての砂虫-----

すなうに【砂海胆】
・砂の海(ドライアクア)三大珍味の一つ。新鮮な砂虫の内蔵を取り出して洗浄し、
 酒や香辛料と共に陶器の瓶で発酵させたもの。地域によって味に違いがある。
 家庭で作られる短期熟成型のものは安価で塩気が強い。
 専門職人によって数年がかりで作られるものは高級珍味として扱われている。


ほしすなむし【干し砂虫】
・内臓を取り除いた後の砂虫の外皮部分を乾燥させたもの。基本的に無味無臭。
 保存食や携帯食として活用されるが、固く旨みがないので都市部では廃棄される部位。 

 生の砂虫より軽く(成分が凝縮している為)タンパク質やコラーゲン等を多く含む。
 過酷な砂の海(ドライアクア)で貧しい家庭の子供が健康であるのは、
 干し砂虫の恩恵であるという研究が近年発表されている。
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  ※ 主人公の常備食である 「干し砂虫」↑ とにかく、安い。
    食感はゴムに近く、何度も咀嚼しなければ飲み込めない。


やきすなむし【焼き砂虫】
・新鮮な砂虫をカットして、甘辛いタレをつけて直火で焼いたもの。
 砂の海(ドライアクア)の屋台料理としてポピュラーなものである。



・その他、近年になって砂の海(ドライアクア)銘菓として
 干し砂虫のパウダー入り菓子が販売されている。
 「砂せんべい」 「砂の宿」 「砂の恋人たち」…等々。
 主だった観光地で販売されているが、現地の住民への浸透度は低い。

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………砂の海では、干し砂虫が(見た目はともかく)コストと栄養価的に最強だ。


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